OneNote – 共有ノートブックの新規作成

OneNoteは初回起動時にいくつかのサンプルノートブックと,OneNoteのガイドが書かれたノートブックが表示されます.OneNoteガイド(ヘルプではないよ!)はしばらくの間,非常に参考になるため残しておくとして,その他「仕事用ノートブック」「個人用ノートブック」の2つはちょっと見て参考にしたら閉じてしまいます.ノートブックで右クリック>このノートブックを閉じる,で閉じますが,ファイルは削除されるわけではなくOneNote上の表示から消しただけです.実態はマイドキュメントに入っているので,間違ってノートブックを閉じてしまった場合も,いつでもブックを開きなおすことができます.

ということで,実際に自分で使用するノートブックは新規ノートブックを作成することになります.と言ってもノートブックの作成はWordやExcelのファイルを作るのと同じくらい簡単なので,ほとんど説明の必要もないかもしれません.

1. 新規ノートブックを作成すると「新しいノートブックウィザード」が表示されます
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2. ノートブック名を入力.テンプレートを選択(たいして役に立つテンプレートはないけど,,,)
   基本は「白紙」のノートブックを選択することになります
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3. ブックの保存場所を入力.ここではSharepointサーバを選択
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4. 共有サーバのアドレスを入力(共有フォルダやSharepointサーバのアドレス)して「作成」ボタンを押します.
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5. 共有ノートが作成されます.共有ノート(リモートノートブック)にはノートアイコン部分に同期マークimage があるので確認してみてください.リモートブック作成と同時にコピー(キャッシュ)がローカルPC上にも作成されます.外出中などのオフライン時はキャッシュを編集することになり,OneNoteがオンラインを検知すると自動的にサーバ上のノートブックと同期を始めます.OneNoteくん賢いです.サイコーです.
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6. ノートが編集されるたびにOneNoteはせっせとサーバ上のOneNoteファイルと同期をします.同期のタイミングはファイル編集時か,手動で「同期ボタン」を押したときです.また下記の通り,僕自身はOneNoteしかいじっていませんが,実際には複数の共有フォルダ,Sharepointサーバ上に分散しているノートブックをいじっていることがわかります.
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どこにファイルを保存したか,保存場所を気にする必要は全くありません.
(あれあのファイルはどのファイルサーバだっけ?あの情報はどこのPCにあったっけ?
的な)

あとはOneNoteくんが健気に最新状態を維持し続けてくれますから.こんなに簡単に使える機能使わない手はないです.まずは共有フォルダから,ぜひ試してみてください!

Appendix. こんなイメージ
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共有ノートブックの実体はサーバ上にあります.そしてサーバ上のノートブックを開くと,ローカルディスクにコピーされます.ローカルディスク上のノートブックはキャッシュで,これをいじくっているわけです.更新(編集されたこと)を検知してサーバ上のノートブックと自動的に同期してくれます.つまり僕らはOneNoteを介してサーバ上のファイルを編集しているわけですが,それがどのサーバにあるのか,どのファイルなのかってことを一切に気にする必要はないのです.

これがいかに凄いことかってのは,今後おいおいご説明することにしましょう.

 

 

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